気ままに綴りたい |

永遠のこどもたち

やっと、今年1本目の劇場鑑賞映画。
なんとか咳も治まり、待ちに待ったスクリーン Brilliant.

「パンズ・ラビリンス」「デビルズ・バックボーン」のギレルモ・デル・トロ製作で贈る
愛と哀しみのミステリアス・ホラー。
        
    予備知識は殆んどなしで・・・この作品観る。
            観終えた感想は。。。
                おーぉぉぉぉ 怖かったよ~~

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    【カテゴリ】 スリラー/サスペンス ドラマ ホラー
    【製作年】 2007年
    【製作国】 スペイン メキシコ
    【原 題】  EL ORFANATO
    【時 間】  108分
    【公式サイト】 www.cinemacafe.net/official/eien-...
    【公開日】  2008-12-20~

    【監 督】  J・A・バヨーナ


【出 演】 ベレン・ルエダ ジェラルディン・チャップリン  マベル・リベラ
      フェルナンド・カヨ  ロジェール・プリンセプ  • モンセラート・カルーヤ
 アンドレス・ヘルトルディクス   エドガール・ビバル

海辺に建つ古い孤児院で他の孤児たちと楽しく暮らしていた少女ラウラ。
やがて彼女は里親に引き取られ、孤児院を後にする。
30年後、医師である夫カルロスと7歳の息子シモンと共に、再びこの地に戻ってきたラウラ。
彼女は閉鎖されていた孤児院を買取り、障害を持つ子どもたちのための施設として再建するため、
開園準備を進めていた。そんな中、シモンがイマジナリー・フレンドを相手に楽しげに遊ぶようになり、
かすかな不安を感じ始める。
そして、施設の開園を祝うパーティが催された日、シモンが忽然と姿を消してしまう。(allcinemaより)

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                   海辺に建つ古い孤児院
子どもたちが庭で「だるまさんが転んだ」をしているオープニング。
スペインにも日本と同じような、遊びがあるんだ…。
オープニングから伏線が散りばめられ、終盤へときちんと描かれる見事なストーリー。

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この写真を見ただけでも、怖そうです。
怖いです。ホント怖い。 絵文字名を入力してください
“シモンがイマジナリー・フレンドを相手に楽しげに遊ぶようになる”あたりから、ムムム・・・と。
これは「アザーズ」か「シックスセンス」かBrilliant.
そして、シモンが姿を消し、必死で探し始めると同時に「これって、ホラー映画!」と。

孤児院で働いていた、ここでの秘密を知る女性を探し、彼女が目の前で車に撥ねられるシーン。
ここは、心臓が止まるかと・・・がーん
もう、ビックリ、ギクッどころではありません。
シアター内では「キャー!」と声まで出ていました。(私ではない)

ドアがバタン、背後から近づくカメラ、袋詰めの物、ドアの向こうには・・・
セオリー通りのホラーなんですが、そこは 「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ製作。
一味も二味も違います。
それがやはり印象ですね。
緊迫感ありの怖面白い、奥深い映像。
音で驚きます。
見えないけれど、確かに感じる人の気配、音だけが聞こえ、振動する壁に天井。
「ガス燈」を思い出しますね。

ラストにかけて今までの伏線が繋がって行きます。
見方によってはハッピーエンドなのか??どうでしょう・・。

この日の夜は、映画の映像を思い出し、怖い思いを。
この映画を観たことを後悔した夜、今はお薦めの一作品です焦る3

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フェイク シティ ある男のルール

この日本版タイトルはどうでしょう・・・ちょっと違うな。
原題のまま 「Street Kings」でよいでしょう。

キアヌ・リーヴス 出演の映画「地球が静止する日」を見逃したので、キアヌ出演のこの作品を。


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  【カテゴリ】 スリラー/サスペンス ドラマ
  【製作年】 2008年
  【製作国】 アメリカ
  【原題】 Street Kings
  【時間】  109分
  【公式サイト 】movies.foxjapan.com/fakecity/
  【公開日】 2009-02-14~ 公開中
  【監督】  デヴィッド・エアー
  【出演】 キアヌ・リーヴス  フォレスト・ウィッテカー ヒュー・ローリー
        クリス・エヴァンス  ナオミ・ハリス  ジェイ・モーア
        ジョン・コーベット  セドリック・ジ・エンターテイナー

ロサンジェルス市警のベテラン刑事トム・ラドローは、正義のためには手段を選ばない一匹狼。
その強引なやり方が同僚たちからも問題視されていたものの、
上司のジャック・ワンダーだけはトムを信じ、庇い続けていた。
ある日、トムはかつての相棒ワシントンが、彼を内部調査部に密告しようとしているとの情報を掴み
警戒していたところ、当のワシントンが強盗事件に巻き込まれ、彼の目の前で殺されてしまう。
犯人を取り逃してしまったトムは、自分に疑惑が向きかねない証拠を処分してしまう一方、
自ら犯人を挙げるべく独自で捜査を進めていくが…。(allcinemaより)


私のお気に入り映画の1つに『L.A.コンフィデンシャル』があるのですが、
脚本が『L.A.コンフィデンシャル』『ブラック・ダリア』の原作者ジェームズ・エルロイ。
というのに魅かれて・・・。

久々のキアヌ・リーブスはちょっと太った感じの疲れたおじさん刑事風で。
「マトリックス」の超魅力的な彼とは程遠く。
けれど、こういった役もやっておいたほうがいいよ。。と私は思うのですキラキラ(水色)

評判は他のブロガーさんの記事を見てもあまり良くないんですね・・・
私は全然眠くならなかったし、それなりに楽しめたんですけど。
男っぽいもの、刑事物、黒幕、銃撃等好きなので笑2

でもねー
どうしても、『L.A.コンフィデンシャル』と比べてしまうんですよ。
黒幕の存在はどちらも中盤で判ってしまいますが、
こちらの作品、駆け引きというか心理的にハラハラさせる部分が欠けていて、
『L.A.コンフィデンシャル』に遠く及ばない。

たぶん、ディスコ(クリス・エヴァンス)が『L.A.コンフィデンシャル』でのガイ・ピアーズにあたると思われ
あまりに良い青年なので、心が痛みましたわ・・・彼のシーン。

ワンダー警部(フォレスト・ウィッテカー)の部下で、トムの同僚である刑事役に「プリズン・ブレイク」のスクレ(アマウリー・ノラスコ)が扮していたのです。
彼が何気に気になって・・・汗とか

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第81回 アカデミー賞

気になる、各賞が決定されましたね~。
オスカー達、チラッとメモを。

私の場合、授賞式は「BS2 3月7日(土) 午後9:00~11:29 」の放送を見るしかないので、
詳細は分からず、
けれど、こちらのサイトで雰囲気はバッチリ楽しみました!
       ↓
   オスカードットコム  (クリックでどうぞ)
                          

            【作品賞】 「スラムドッグ$ミリオネア」
            【監督賞】 ダニー・ボイル「スラムドッグ$ミリオネア」

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「スラムドッグ$ミリオネア」(日本公開4月18日)が、作品、監督など最多8部門を受賞した。

インドを舞台に撮り上げたバイタリティに満ちあふれた社会派エンタテインメント大河ラブ・ロマンス。
原作はヴィカス・スワラップの『ぼくと1ルピーの神様』。(allcinemaより)

 公式サイト 
ここで「Trailer」を見ると、躍動感と緊張感、リズムが感じられるロマンス作品のようです。
今年の【作品賞】は心に響く感動物のような・・・嬉しいなあー。
歌曲賞に音楽賞も受賞のこの作品、期待大でございます。
公開が待ち遠しいですね。


      【主演男優賞】 ショーン・ペン「ミルク」
      【主演女優賞 】ケイト・ウィンスレット「愛を読むひと」
      【助演男優賞】 ヒース・レジャー「ダークナイト」
      【助演女優賞】 ペネロペ・クルス「それでも恋するバルセロナ」

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ここに“ヒース・レジャー”はいませんが(涙)・・・各賞のお三人貫禄を感じますね。
“ペネロペ・クルス”は本当に美しいと思うわ。
良い作品にもどんどん出ていますね、現在上映中の「エレジー」も楽しみ。
特に【主演女優賞 】ケイト・ウィンスレットは大物女優の風格さえ・・・
彼女は6度目のノミネートで初受賞とのこと。
“ショーン・ペン”は「ミスティック・リバー」(2003)に続き、2度目の【主演男優賞】です。


【外国語映画賞】滝田洋二郎監督「おくりびと」
【短編アニメーション賞】加藤久仁生監督「つみきのいえ」


「おくりびと」は見ていないので、早速見なくっちゃ。

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チェンジリング

全体的に渋さを感じさせる映像、淡々と描いているようなのに
心にズシンと響き、観終わった後も余韻が残ります。
シングルマザー、クリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)
最後まで一貫した強い意志が強く印象に残り、感動させます。
引き込まれる魅力的な作品でした。

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  【カテゴリ】 スリラー/サスペンス ドラマ
  【製作年】 2008年
  【製作国】 アメリカ
  【原題】 Changeling
  【時間】 142分
  【公式サイト】 changeling.jp/
  【公開日】 2009-02-20~ 公開中
  【監督】 クリント・イーストウッド
  【出演】 アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコヴィッチ、
     ジェフリー・ドノヴァン、コルム・フィオール、
      ジェイソン・バトラー・ハーナー、 エイミー・ライアン、マイケル・ケリー

1920年代のロサンゼルスで実際に起きた事件を映画化。
5ヶ月の失踪ののち保護され帰ってきた幼い息子が別人だったことから、
本物の我が子を取り戻すため、
捜査ミスを犯した警察の非道な圧力に屈することなく
真実を追及していくシングルマザーの長きに渡る孤独な闘いを綴る。
 1928年、ロサンゼルス。シングルマザーのクリスティン・コリンズは、
9歳の息子ウォルターを女手一つで育てる傍ら電話会社に勤め、
せわしない日々を送っていた。
そんな彼女はある日、
休暇を返上してウォルターをひとり家に残したまま出勤する羽目に。
やがて夕方、彼女が急いで帰宅すると、ウォルターは忽然と姿を消していた。
警察に通報し、翌日から捜査が始まる一方、
自らも懸命に息子の消息を探るクリスティン。
しかし、有力な手掛かりが何一つ掴めず、
非情で虚しい時間がただ過ぎていくばかり。
それから5ヶ月後、ウォルターがイリノイ州で見つかったという朗報が入る。
そして、ロス市警の大仰な演出によって報道陣も集まる中、
再会の喜びを噛みしめながら列車で帰ってくる我が子を駅に出迎えるクリスティン。
だが、列車から降りてきたのは、
ウォルターとは別人の全く見知らぬ少年だった…。
(allcinemaより)

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クリント・イーストウッド監督の作品は、
物語が静かに淡々と進み、重厚で渋く見応えがあります。
いつまでも心に残りますね。
クリント・イーストウッドマジックでしょうか・・

アンジェリーナ・ジョリーがあの大きな目から涙を流し、
子供を思う母親役も見事でした。
派手さは感じられず、抑えた深い演技、
疲れやつれた表情も流石でした。
オスカーを獲得できず残念です。

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この事件当時のL.Aの警察や市役所は腐敗しきっていたとありましたが、
いくら動揺しているからといって、
子供の背が7センチも5ヶ月のうちに縮み、
母親が自分の子供を見間違うと思えるのでしょうか。
J・J・ジョーンズ警部(ジェフリー・ドノヴァン)は
クリスティン・コリンズの訴えには耳を貸さず、
自己防衛のみを考えている憎らしい奴でした。
警察に不利になる人間は精神病院へ送り込む・・
こんな事が実際にあったのでしょうね。
そして、クリスティンを強制的に精神病棟に送り込んだ辺りから、
とんでもない殺人事件の話が加わってきます。

腐敗しきった警察の中にもまだ、まともな刑事がいたようです。
レスター・ヤバラ刑事(マイケル・ケリー )の働きで事件が発覚。
ウォルターの消息も分かるか・・・という展開に。
この連続殺人事件も実際にあったことなのですね。

腐敗した警察に立ち向かい、クリスティンを支援する牧師役の
マルコヴィッチが力強い存在でした。

終盤、偽のウォルターになぜうそをついたのか?
と聞きただすシーンがあります。
私も最後までなぜ?か気になっていたのですが、
話は最後までは聞けずじまいでした。

殺人犯の家から逃げることに成功した少年が、何年か後に帰ってきます。
帰って来づらかったけれど、母に会いたかったから・・・と言って。
このシーンはいいシーンでした。
一緒にいたクリスティン・コリンズも涙を流し・・
このときのシーンはポスターに使われている画像ですね。
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一体どんなラストを迎えるのか、心配しながら見ていましたが、
アカデミー賞の様子をラジオで聞いて
元気な様子を見せているクリスティン・コリンズ。
静かに、赤い路面電車が印象的な街のシーンとセンスの良い音楽のラスト。
音楽もクリント・イーストウッドが担当。
最後にジーンと余韻の残る作品でした。

電話局の中で移動に
ローラースケートを使っているのが面白かったのですが・・・。

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旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ

お馴染み北海道の旭川市、「旭山動物園」。
大人気になる前の「動物園」も知っている者として、
やっぱり見ておかなきゃいけない作品のような気がして・・義務感 苦笑い
演技派の役者さん達と動物達のおかげでホロリと感動し、楽しめました。

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  【カテゴリ】 ドラマ
  【製作年】 2008年
  【製作国 】日本
  【時間】 112分
  【公式サイト 】www.asahiyama-movie.jp/
  【公開日】 2009-02-07~ 公開中
  【監督】 マキノ雅彦

  【出演】 西田敏行  中村靖日  前田 愛  堀内敬子  長門裕之 六平直政  塩見三省
        岸部一徳   柄本 明   笹野高史


さまざまな創意工夫を凝らした展示方法でいまや全国的に人気を博す動物園となった
“旭山動物園”の成功までの苦難の道のりを描いた感動ドラマ。
主演は「ザ・マジックアワー」の西田敏行と「運命じゃない人」の中村靖日。
監督はTVドラマで同園園長役を演じて以来映画化に熱心に取り組んできたという
「次郎長三国志」のマキノ雅彦。
 北海道旭川市市営の“旭山動物園”に新たにやってきた飼育係の青年、吉田。
人付き合いが苦手な彼を、園長の滝沢以下ベテラン・スタッフたちが温かく迎える。
しかし、客足が伸びず、長年の財政赤字に苦しむ旭山動物園の置かれた状況は
非常に厳しいものだった。
それでも園長の指揮の下、飼育係たちは動物園を魅力あるものにしていくべく
様々なアイデアを実行に移していく。
そして次第に活気を取り戻していく旭山だったが、
ある事件をきっかけに園はついに閉鎖の危機を迎えてしまう。(allcinemaより)

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「映画に出ている動物達を上回るくらいに、
強力な個性を持ったおじさん役者がいっぱい出ているんでね……
まるでどっちが檻に入っているのか解らないくらい、
役者達が動物園の空気にスーッと溶け込んでいましたよ。」
と、園長役西田敏行さんインタビュー記事。

この通り、動物と担当する飼育員のエピソードが、人間と動物の距離感を問題視させ
濃厚な人間ドラマになっています。
特にチンパンジーの飼育員、韮崎(長門裕之さん)と雌チンパンジーが妊娠中毒症
にかかったあたりの物語は感動的。
妊娠中毒症を治すため、餌を半分以下に減らし、
お腹が空いて辛そうにしている雌チンパンジーに「ごめんな・・・。ごめんな・・・。」と
泣いている韮崎(長門裕之さん)。彼の演技は見事でした。
オスのチンパンジーがお腹を空かせているメスのチンパンジーに
檻越しに自分のエサを手渡すシーンは胸がジーンと熱くなりました。

チンパンジーが無事出産し、韮崎(長門裕之さん)があまりの嬉しさに象に近寄りすぎ、
事故にあう話は、確かに人間と野生動物の距離の置き方について考えさせられます。
通夜の席で吉田君( 中村靖日)が柳原さん(岸部一徳)と喧嘩をする場面は引きつけられ、
とても良い場面ではないでしょうか。

旭山動物園の再建までのプロセスに、いろいろな人間ドラマが詰め込まれたベタな展開。
私的には好きでしたが、「ペンギンを飛ばす」アイディアを出した
吉田君( 中村靖日)のドラマ(子供の頃苛められていた等)が中途半端で残念に思います。

「旭山動物園」が実際に入園者数が減り、エキノコックス騒動もあり、
閉館の危機に直面した緊張感は十分伝わって来ました。
園長達の踏ん張りとアイディアが市長が変わったことにより、スンナリと受け入れられるあたりは
簡単すぎない?とも思いましたが・・・
実際旭川市長が坂東徹から菅原功一に変わったことが変革の契機だったようです。

園長役西田敏行さんはピッタリでしたね。
そしてラストシーンは印象的。
園長が引退して動物園を去る時、動物達が咆哮し園長を送るシーンです。

この映画を観て、「旭山動物園」に足を運ぶと、また違った感動がありそうです。

           

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ダウト -あるカトリック学校で-

        シスター・アロイシアス役 メリル・ストリープの演技力に乾杯 Brilliant. 大拍手 拍手
                流石のアカデミー賞15回ノミネート、素晴らしい演技です。

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   【カテゴリ】 スリラー/サスペンス ドラマ
   【製作年】 2008年
   【製作国 】アメリカ
   【原題】 Doubt
   【時間】 105分
   【公式サイト 】www.movies.co.jp/doubt/
   【公開日】 2009-03-07~ 公開中
   【監督】 ジョン・パトリック・シャンレー

   【出演】 メリル・ストリープ  フィリップ・シーモア・ホフマン 
         エイミー・アダムス   ヴィオラ・デイヴィス



劇作家ジョン・パトリック・シャンリィが9.11の衝撃とその余波が大きな影となって
人々の心を覆ってしまった世情を背景に書き上げ、2005年のトニー賞、ピュリッツァー賞を
ダブルで受賞した名作戯曲『ダウト 疑いをめぐる寓話』を、シャンリィ自らメガフォンをとり、
実力派俳優陣の豪華競演で映画化した心理ドラマ。
 前年のケネディ大統領の暗殺や公民権運動の高まりなど激動と変革の真っ只中にある1964年。
ニューヨークのブロンクスにあるカトリック学校でも厳格な校長シスター・アロイシアス(メリル・ストリープ) に対し、進歩的で生徒の人望も篤いフリン神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)は
より開かれた校風にしていくべきとの持論を展開していた。
そんなある日、新人教師のシスター・ジェイムズ(エイミー・アダムス)は、学校で唯一の黒人生徒
ドナルドを呼び出したフリン神父の不可解な行動に不審を抱きシスター・アロイシアスに相談する。
シスター・アロイシアスは2人が“不適切な関係”にあるのではと疑い、
フリン神父を厳しく問い詰める。
一方シスター・ジェイムズのほうはきっぱりと否定したフリン神父の説明に納得し、
反対になおも頑迷にフリン神父への疑惑を深めていくシスター・アロイシアスの態度にこそ違和感を覚え始めるが…。(allcinemaより)

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1人のひとつの『疑惑』が、他の『疑惑』になり異なる立場、価値観によって心理劇となっています。
なるほど名作戯曲であるので、会話中心のこの映画、俳優達の演技力が魅力的です。
古風であり怖いほどの厳格な校長は自分が抱いた『疑惑』に最後まで固執します。
それは自分の敵と戦っているかのように激しく、理解できそうにないものでした。
証拠のないものを自分の確信において信じる。
人間の一面を見せられているようです。

それぞれの人間性がよく表されています。

新米教師のエイミー・アダムスは理想を持つが確信としたものがなく、
他人の意見に染まりやすく純粋、それゆえ、一つ一つの出来事毎に動揺します。

黒人少年の母役のヴィオラ・デイヴィスは、息子を守ることが一番の現実派です。
校長シスター・アロイシアス(メリル・ストリープ) と交わす会話は短いシーンではありましたが、
存在感タップリで、素晴らしい演技でした。

終盤、校長シスター・アロイシアス(メリル・ストリープ)とフリン神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)
が対峙し激論を交わすシーンは度迫力 拍手 パチパチ
メリル・ストリープは熱演過ぎる感じでもありますが・・・

ラストは・・・ハーッ・・とそう来るのね・・・と。
暫し、この映画について話合いたいと思うような作品でした。

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そして、私たちは愛に帰る

幸せと不幸せは、背中合わせ。
だから、人生はいつだって
やりなおせる。
         「そして、私たちは愛に帰る」
                           邦題そのものズバリ・・いい映画です。

aini_kaeru_l.jpg   【カテゴリ】 ドラマ
  【製作年】 2007年
  【製作国】 トルコ  ドイツ
  【原題】Auf der anderen Seite
  【時間】 122分
  【公式サイト 】www.bitters.co.jp/ainikaeru/
  【公開日】 2008-12-27~2009-02-27 公開中
  【監督】 ファティ・アキン
  【出演】 バーキ・ダヴラク   ハンナ・シグラ   ヌルセル・キョセ
         トゥンジェル・クルティズ   ヌルギュル・イェシルチャイ
       パトリシア・ジオクロースカ

国内に多くのトルコ系移民を抱えるドイツとEU加盟問題に揺れるトルコ、
そんな両国の社会情勢を背景に、ドイツとトルコにまたがって絡み合う3組の親子の葛藤と絆を綴る
ヒューマン・ドラマ。
監督は自身もドイツ生まれのトルコ系移民二世である「愛より強く」のファティ・アキン。
 ドイツ、ブレーメン。男手一つで息子のネジャットを育て上げたアリは、定年を迎え、
同じトルコ出身の娼婦イェテルを囲い孤独を紛らわす。息子はそんな父に反発する。
一方、イェテルが稼いだお金の大半をトルコにいる大学生の娘アイテンに仕送りしていることを知り
好感を抱く。その頃、政治活動に身を投じていたアイテンはトルコを追われ、
ドイツに不法入国して母の行方を捜していた。やがて一文無しとなり途方に暮れていたアイテンを
ドイツ人学生のロッテが自分の家に招き面倒を見る。
保守的な母スザンヌは、そんな娘の行動が理解できず不安と不満を募らせていくが…。
(allcinemaより)

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ドイツに暮らすトルコ人親子、アリと息子ネジャット。
トルコ人娼婦イェテルと娘アイテン。
ドイツ人親子、スザンヌと娘ロッテ。

アリは、同郷のトルコ人娼婦イェテルと同居を始めるが、嫉妬からイェテルを殴って死なせてしまう。
ハンブルグの大学講師ネジェットは、アリの息子。
ネジェットは、トルコに残したイェテルの娘アイテンを探しにイスタンブールへと。
けれど、反政府活動に身を投じていたアイテンはトルコを追われ、母が居るはずのドイツに不法入国してしまう。アイテンはハンブルグの大学で学生ロッテに出会い、ロッテの家で世話になるが、
ロッテの母スザンヌとは衝突してしまう。
アイテンは不法滞在がばれてトルコに強制送還となり、トルコで投獄される。
アイテンをなんとか救いたいロッテはトルコへ。娘の行動が理解できないスザンヌ。
ロッテに悲劇が起こり、スザンヌもトルコへ。
ロッテが滞在していたのは、アイテンを探すため大学講師を辞め、トルコでドイツ本の書店を始めた
ネジェットの家。彼はアイテンを探すためのチラシをつくり懸命に探すも見つからず、
スザンヌもかつてロッテが滞在していたネジェットの家へ、娘に代わりアイテンを救おうと。

3組6人が微妙に重なり合い、ネジェットを中心に不思議な縁で集まるも、すれ違いの連続。
この微妙な交差とすれ違いがなんとも魅力的なストーリーとなって。
なるほど、2007年カンヌの最優秀脚本賞を受賞しています!

特に、スザンヌを演じるハンナ・シグラの演技は素晴らしい。
独りホテルの部屋で、ロッテを失った悲しみにくれるシーンは、胸を裂かれるようだった。

死を通して、許し、愛に帰るのか。
ネジャットは「たとえ神を敵にしても息子を守る」と、
イスラム教徒の父アリが話していたと聞かされる。

これで全てが分かったような気になった・・・
子に対する親の深い狂おしいまでの愛情が伝わってくる。
全て許し救われ、愛すること。


「EU加盟」で揺れるトルコとドイツの関係や「チェルノブイリ」の事にも触れられています。
ヨーロッパとトルコ、宗教との関係等。
この辺の状況が分かっていたならば、もっと作品を深く理解できたでしょう。

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ラストシーンは印象的です。
ネジャットは、出所後トルコに強制送還され、今は一人暮らしをしている父に会いに行きます。
「釣りに出かけた」という父の帰りを、海岸で待ち続けるネジャット、この映像は余韻タップリ・・

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ワルキューレ

ワーグナーの代表作の一つ、ワルキューレの騎行。
(「ワルキューレ」第三幕の一部を単独で演奏できるよう編曲したもの)
映画「地獄の黙示録」でも使用。
この曲が流れたシーンでは、やはり、映画「地獄の黙示録」をくっきり、はっきり思い出した。


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  【カテゴリ】 スリラー/サスペンス ドラマ
  【製作年】 2008年
  【製作国】 アメリカ ドイツ
  【原題】 Valkyrie
  【公式サイト】 www.valkyrie-movie.net/
  【公開日】 2009-03-20~ 公開中
  【監督】 ブライアン・シンガー

  【出演】 トム・クルーズ  ケネス・ブラナー   ビル・ナイ
        トム・ウィルキンソン  カリス・ファン・ハウテン
    トーマス・クレッチマン  テレンス・スタンプ  クリスチャン・ベルケル   


第二次大戦下、劣勢に立たされ始めたドイツ。
アフリカ戦線で左目を失うなど瀕死の重傷を負いながら奇跡の生還を果たした
シュタウフェンベルク大佐。純粋に祖国を愛するが故にヒトラー独裁政権へ反感を抱いていた彼は、
やがて軍内部で秘密裏に活動しているレジスタンスメンバーたちの会合に参加する。
そんなある日、自宅でワーグナーの<ワルキューレの騎行>を耳にしたシュタウフェンベルクは、
ある計画を思いつく。
それは、国内の捕虜や奴隷がクーデターや反乱を起こした際に
予備軍によって鎮圧する“ワルキューレ作戦”を利用し、ヒトラー暗殺後に政権及び国内を掌握する、
という壮大なものだった。
同志たちと綿密に計画を練り、暗殺の実行も任されることになるシュタウフェンベルク。
こうして、過去40回以上に渡る暗殺の危機を回避してきた独裁者を永遠に葬り去る
運命の日がやって来るのだが…。(allcinemaより)

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まず注目は、【監督】 が 『ユージュアル・サスペクツ』のブライアン・シンガー。
私の大好きな映画のひとつが 『ユージュアル・サスペクツ』、
同じ監督のこの作品もちょっと注目。

「過去40回以上に渡る暗殺の危機」とありますが、40回とは・・
これだけの危機を回避してきた独裁者、暗殺計画はやはり失敗に終わりますが、
これは事実なので皆さん周知のことかと。
けれど、暗殺計画を実行するシーンはスリリングで楽しめました。

実は序盤、チラッとウトウトしてしまって・・・
作戦説明のシーンあたりかな・・・(?)

この作戦実行に入るあたりから、眠気も吹っ飛びがぜん面白くなってきましたよ。
シュタウフェンベルクが会議で使用の机の下に、爆弾が入っている「カバン」を置くも、
これがほとんどの将校達が持っている「カバン」とそっくり。
この時点でハラハラ、ドキドキ・・・。

シュタウフェンベルクが、爆弾の仕掛けをセットする時の緊張感、
手が不自由であり片目を失った状態の彼(トム・クルーズ)の演技も見事、見所のシーンでした。

爆発後、検問を抜け去るあたりはドキドキ感マックスキラキラ(オレンジ) 無事、通過です。
運転者が気になる存在でありましたが。

作戦を成功させるには、いつの時代も情報戦・通信網をいかに制するかの様です。
あの、通信室のボスを見方につけておけば・・もしや成功したかも。
なんて考えてみたりもしますが、
結論はやはりヒトラーを殺せなかったことに尽きるのでしょうか。

役者さん達の区別がつかなくて、軍人達は皆同じ服装で髪型も、体格も似たり寄ったり。
誰が誰だか、誰の見方か・・結局区別ができないまま、見終わった情けない私。

ドイツ将校が英語を話しているのにも実は、違和感ありで。
けれど、ラスト処刑され死んでいく男たち、ジーンと心に響く感動的なものとなっています。

スリリングな暗殺・クーデター未遂物語として十分楽しめました。

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Category : 映画(2009)
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ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて

久々のドキュメンタリー。
世界のトップ演奏者集団、「ベルリン・フィル」。
メンバー達の素顔、苦悩と葛藤に感銘を受けた映画です。

作品内で演奏される曲。
ベートーヴェンの交響曲第3番≪英雄≫
R・シュトラウスの交響詩≪英雄の生涯≫
トーマス・アデスの管弦楽曲≪アサイラ≫

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【カテゴリ】 Music/ミュージカル ドキュメンタリー
【製作年】 2008年
【製作国】 ドイツ
【原題】 Trip to Asia - Die Suche nach dem Einklang
【時間】 108分
【公開日】 2008-11-15~
【監督】 トマス・グルベ

1882年に創設され、歴史と伝統を誇る世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(ベルリン・フィル)。
その舞台裏に密着した音楽ドキュメンタリー。
「ベルリン・フィルと子どもたち」のトマス・グルベ監督が,2005年秋に行われたアジア・ツアーに同行、
音楽監督兼指揮者のサー・サイモン・ラトルに率いられたベルリン・フィルの魅力とサウンドの秘密に迫ると共に、
それぞれに苦悩や葛藤を抱えたメンバーたちの意外な素顔を明らかにしていく。(allcinemaより)

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原題は「Trip to Asia」。
2005年秋、『サー・サイモン・ラトル』とベルリン・フィルのメンバーは
北京、上海、ソウル、台北、香港、東京の6都市を回る大掛かりなアジア・ツアーに旅立った。
このアジアツアーは、かなりハードなスケジュールだったことが作品そのものから,
また演奏者のインタビューを通して伝わってくる。
実際、2日間の公演と1日の移動日というタイトなスケジュール。

西洋のオーケストラが東洋の各都市への演奏旅行へ・・・かなり興味津々です。
映像として映し出されるアジアの都市は、全てがドラマチック・エキゾチックです。
「東京」のパート「明治神宮のシーン」では、ここまでステレオタイプの「日本らしさ」を特徴付ける必要があったのか、と思うほどアジアを誇張していたような。
うーん・・ちょっとショックな映像でした。
「香港」と「台湾」の同時野外中継は印象的でした。
野外で子供や夫婦、普通のおじさん、若者、カップルが皆うれしそうにスクリーンを見上げている光景は、
心から音楽を楽しんでいる様子が表れていて嬉しくなります。
「台湾」での演奏終了後、演奏会場の外に集まった数万の人達に挨拶に向かいます。
携帯のライトを観衆がかざし、まるでロックスターを迎えるような興奮ぶり。
ラトルもBPOメンバーも大感激の様子、観ている私も大感激のワンシーン。


このツアーの最中のインタビューで語られる、BPOのメンバー達の「生の声」は、
一人一人の人間とし興味深いものでした。
過酷なスケジュール・ハイレベルの集団の中での自分とプレッシャー、音楽に常に向き合う姿。
演奏者ではない自分に戻る時間の大切さ。
子供の頃の話も出てきて、優秀な皆さんが実は子供の頃は内気な子供だったというのも以外。

ビックリなオープニングシーン。
入団試験の光景から始ります。
パーカッション候補生、顔のアップに手元のアップと印象的なシーン。
候補生達は試験期間を終えた後、現役メンバー達の判断により入団が決定されるのです。

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やはり忘れてならないのは「サー・サイモン・ラトル」
映画では彼の話や指揮の様子が多く出てきます。
彼は本当に、人間的に魅力的であると感じることが出来ます。
『台湾での終了後の野外挨拶での感激の映像シーンは、ラトル以前のベルリン・フィルでは考えられなかったことで、ここまで団員の「生の姿」を捉えた映画が可能になったのは、ラトルあってのことだろう。』と、
パンフレット記事より。

“サイモン・ラトル”の素晴らしさが表れているのは
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  ベルリン・フィルと子どもたち ← オフィシャルサイト
この映画も感動です。

Category : 映画(2009)
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PARIS

          『これがパリ、誰もが不満だらけで、
            文句を言うのがすき。皆、幸運に気づいていない。
             歩いて、恋して、口論して、遅刻して、なんという幸せ。
                              気軽にパリで生きられるなんて。』

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   【英題】 PARIS
   【製作年】 2008年
   【製作国】 フランス
   【日本公開】 2008年12月20日
    【上映時間】: 2時間10分

   【キャスト】  ロマン・デュリス    ジュリエット・ビノシュ
          アルベール・デュポンテル   ファブリス・ルキーニ
          フランソワ・クルゼ    カリン・ヴィアール
          ジル・ルルーシュ     オリヴィア・ボナミー
          メラニー・ロラン    他

  様々な顔を持ち合わせるパリの街を背景に、そこに暮らす男女の
  悲喜こもごもの人生模様が優しい眼差しで切り取られていく。
 心臓病を患い、余命わずかと宣告されたムーラン・ルージュの元ダンサー、ピエール。
心臓移植にかすかな望みを託しつつ、ドナーが現われるのを待つアテのない日々。
自宅のアパルトマンからパリの街を眺めては行交う人々の人生に思いを馳せることで、沈みがちな気持ちを紛らわせていた。そんなピエールを案じて姉のエリーズが同居を始める。
3人の子どもを女手一つで育てている彼女は、もう若くないからと自分の人生を諦めていたが…。
一方、歴史学者のロランは自分の講義を受ける学生レティシアに年甲斐もなく惚れてしまい…。
彼の弟で建築家のフィリップ、離婚後も同じマルシェで働くジャンとカロリーヌ、兄を頼りに不法入国を図るカメルーンのブノワ、そして華やかなファッション業界で働くマルジョレーヌ、誰もがパリの空の下、小さな不満や問題を抱えながら日々を送っていたが…。(allcinemaより)

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病に冒され、心臓移植をしても40%の生存率であると医師に告げられたピエール(ロマン・デュリス)が
毎日自宅の窓からパリの街を眺めている、その後ろ姿がやけに印象的で心に残る。
彼は自棄になるでもなく、泣き暮らすでもなく自分自身の中に悔しさ、悲しみ等を閉じ込め
淡々と生きているように感じた。
時折見せる苦悩の表情や、姉のエリーズ(ジュリエット・ビノシュ)と交わす会話の中に彼の気持ちや、
人生へのメッセージが語られる。
これが、どのフレーズもグサッと心に刺さるのです。

パリとパリに住む人々がパリの街の様々な姿と共にスクリーンに映し出される群像ドラマ。
特に誇張した演出をするでもなく、掘り下げて考えさせるでもなく、憧れのパリを映し出すでもない・・・
単に日常のパリを描きたかったのか・・。

一人一人を見ると個性的で、人間的で魅力に溢れていそうな気がするのだが、
この作品はなんとなく出来事が過ぎてゆくだけで、個人のストーリーに深さがないのです。
監督の意図するところなのか、私が汲み取れないのか。

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お馴染みの「ショコラ」、「イングリッシュ・ペイシェント」の“ジュリエット・ビノシュ”が美しいですが、
彼女の演技はどうも、心に響いてこず。
彼女の弟ピエール(ロマン・デュリス)が余命数カ月と打ち明けた時、最後の別れになるかもしれない、
ピエールとの別れの時、彼女から感動は貰えなかった。
ロマン・デュリスは良かったよ。
彼の演技は深くて、踊っている姿でさえ心にズシーンと。

予告編を観たとき、すごーく良くって。
ジワーンと涙が出そうになったくらい・・
そしてタイトルが≪PARIS≫でしょ。
かなり期待しての鑑賞だった。
そのせいかしら、期待はずれ・・・・

同じ群像劇としてなら、この前観た作品「そして、私たちは愛に帰る」に1票 キラキラ(オレンジ)

けれど、舞台がパリという独特の雰囲気を持つ街。
いろいろ言っても、≪PARIS≫はやっぱり素敵なのであります。

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